「あがり症」と一言で言ってもいろいろな原因によって引き起こされます。

 

あがり症の6大原因

  1. 他人の評価が気になり過ぎる
  2. 自己評価を満たそうとし過ぎる
  3. 過去に体験したことが無い
  4. 結果を恐れ過ぎる
  5. 自分に向けられる視線が恐ろしい
  6. 体が冷えて縮こまっている

 

あがり症の6大原因についての記事をまだ見ていない方は、以下を参照ください。

>> 気づければ克服できる!あがり症の6大原因から己を知ろう!

 

こうして、6大原因を並べてみると、あることに気づきませんか?

 

そうなんです。
あがり症は、身体的原因は6つ目のみで、本人の心理状況によって引き起こされるものがほとんどです。

そのため、あがりやすい人、あがりにくい人といった個人差も大きいのです。

 

それでは、どうしたらあがり症が改善できるのか、あがり症の6大原因について、それぞれ対策を見ていきましょう。

 

あがり症の改善方法①:気にしない心の状態をつくる

あがり症の6大原因の1つ目、「他人の評価が気になり過ぎる」の対策は、「気にしない心の状態をつくる」です。

 

「気になり過ぎる」訳ですから、「気にしない」ようになれば当然あがらなくなります。が、そんな簡単な事ではないですよね。だって、気にしないように、気にしないように、・・・は、返って気になってしまうのが人ですし。

それでは、どうしたら良いか。それは、意識の焦点をずらす、です。

 

他人の評価が気になる状態とは、「こんなことを聞いたら何て思われるかなぁ」「こんなこと言って怒られないかなぁ」など、相手に良いと思われるか悪いと思われるかに意識がいっている状態です。

意識の焦点をずらすとは、「どう聞いたら相手に不安がらせないだろうか」「どう言ったら認めてもらえるだろうか」など、どう思われるかではなく、何を言おうかを考えるようにすること。

そうすれば、評価を気にしていたことは、何を言おうか、の影に隠れ、「何を」の答え探しに集中することで、結果、あがらずに話せるようになるのです。

 

あがり症の改善方法②:完璧主義から逃れる

あがり症の6大原因の2つ目、「自己評価を満たそうとし過ぎる」の対策は、「完璧主義から逃れる」です。

 

良い結果を求めるがあまり、気負ってしまい、極度の緊張状態に陥ってしまう、そんな場合は、完璧主義から逃げてみましょう。

 

プレゼンやスピーチをする際に、事前に考えた内容や原稿を間違えずに完璧に話す必要は無いのです。だって、目的な伝えたい相手に伝えたいことをしっかり伝えられるかどうかなのですから、原稿通りでなくても良いのです。重要なのは、最初と最後。最初と最後がしっかりと伝われば、相手の印象も良く、相手にも満足してもらえます。

完璧に話そうとするあまり、最初からつまづき、そのつまづきが緊張を膨らませ、いっそう悪い結果につながってしまうことも。そのリスクを背負って100点を目指すぐらいなら、80点を目指すことで気づいたら100点になってたりするものです。

 

あがり症の改善方法③:ワクワク感を起こす

あがり症の6大原因の3つ目、「過去に体験したことが無い」の対策は、「ワクワク感を起こす」です。

 

確かに、過去に経験したことが無い顧客への重要なプレゼンだとしても、小さい頃新しいゲームを始める前のワクワク感を持って行うことができればあがらなくなることでしょう。

それでは、どうやってワクワク感を起こせるのでしょうか。

 

改めて小さい頃を思い出してみてください。

新しいゲームを始める前、早くやりたいがあまり、顔はニヤニヤしてませんでしたか?宿題してても、お手伝いをしてても、新しいゲームのことを考えると顔が自然とにやけている。そんな状態がワクワク感が起こされている状態。

 

それでは、重要なプレゼンの前はどうでしょう?にやけてますか?それどころか、真剣というより、深刻になっていることでしょう。深刻となっているとあがりやすくなります。一番良いのは、ワクワク感を持ち真剣に取り組める状態です。そのため、深刻から抜け出すことが必要です。

 

深刻から抜け出す方法、それは、プレゼンの前ににやけられる状態になっていること。プレゼン直前の今の自分を考えるのではなく、未来の自分から今を見てみてください。

例えば、5年後の自分。「5年前の初めてのプレゼンは緊張したなぁ。でも、始めから声を大きめに話し始めたら、スムーズにプレゼン出来たんだよなぁ。」

このように、うまくいった未来の自分から過去形で話すことで、効果的に働き、深刻から抜け出すことができます。良い自分をイメージすることで、不安やあがりを抑えられ、真剣にプレゼンに向き合うことができるのです。

 

あがり症の改善方法④:思い込みを取り除く

あがり症の6大原因の4つ目、「結果を恐れ過ぎる」の対策は、「思い込みを取り除く」です。

披露宴のスピーチで失敗すると、頼んだ新郎に迷惑がかかり、結婚もうまくいかなくなる。重要な顧客へのプレゼンで失敗をすると、大きな損害を会社に与え、チームも解散してしまう。

このように、結果を恐れ過ぎるため、あがってしまうケースについては、その結果に対する思い込みを取り除きましょう。

 

スピーチやプレゼンの失敗による結果は、本当にそうなってしまうのでしょうか?スピーチで失敗したら、新郎は親族や新婦に何か言われるかもしれません。でも、結婚はダメになってしまうのでしょうか?プレゼンで失敗したら、確かに会社に損害を与えてしまうかもしれません。でも、チームまで解散してしまうんでしょうか?

結果を恐れ過ぎている状況は、スピーチやプレゼンを行う状況に対するあがりに留まらず、その結果に対してもあがっている状態です。そして、その結果は、100パーセント起きる結果でない限りは現時点で確実に思い込みなのです。

結果を考えてしまうがあまり、状況と結果のあがりを2倍感じている状況では、うまくいくものもうまくいきません。思い込みはあくまで思っているだけ。そうならないかもしれないことは考えるだけ無駄なのですから、思い込みは取り除くようにしましょう。

 

あがり症の改善方法⑤:視線の恐怖を取り除く

あがり症の6大原因の5つ目、「自分に向けられる視線が恐ろしい」の対策は、「視線の恐怖を取り除く」です。

 

視線に対する恐怖を取り除く改善方法として、「人をかぼちゃと思え」って聞いたことありませんか?この方法は正しく理由を理解していれば有効な方法です。

理解できていない人は、こう思います。「かぼちゃになれ、かぼちゃになれ」。でも、かぼちゃにならず、返って緊張してしまいます。この「人をかぼちゃと思え」の正しい理由は、「かぼちゃを見ろ」ということで、見られる側から見る側になりなさい、という意味です。

あなたはスーパーに並んでいるかぼちゃに「見られてる」「緊張する」って思いませんよね。その代りに、「おいしそうなかぼちゃはどれかな」って多くのかぼちゃを見比べることはあるでしょう。

大勢並んでいる人もそれぞれが別の人です。男性もいれば、女性もいる。フォーマルなきっちりとした格好の方もいれば、ジャージを着たラフな格好の方もいる。一人一人が別のかぼちゃなんです。

その一人一人に少しずつ話しかけてみましょう。一対多ではなく、一対一の対話です。
まずは、ワンセンテンスワンパーソンで、伝えたいことを話しかけてみてください。その一人一人の目を見て話しかけてみてください。そうすることで、あがりが低減されるだけでなく、目を見られた相手に伝わる言葉を投げかけられるようになるでしょう。

 

この方法は、結果ではなく、状況に対するあがりを低減する方法です。前述の結果に対するあがりへの低減も合わせ、少しずつ話しかける感覚を掴んでいきましょう。

 

あがり症の改善方法⑥:温めと重心取り

あがり症の6大原因の6つ目、「体が冷えて縮こまっている」の対策は、「温めと重心取り」です。

 

人は心と体が繋がっています。心から体の震えに繋がるだけではなく、その逆の体の震えから心への繋がりも有るのです。

体の震えは、寒気と重心バランスの崩れにより引き起こされます。そのため、プレゼン等の前に事前にストレッチをしておく、カイロを貼っておくなど体を温めておきましょう。

また、重心取りは、足を肩幅に開いてまっすぐに立つようにしてください。

温めと重心取りを行うことで、体の震えから、あがりへの誤解を解消できるようになります。

 

まとめ

以上、あがり症の6大原因に対する対策を順番に紹介しました。

正直言いますと、本当にあがり症に悩んでいる方がこの記事を見て、「こうすれば良いんだね」と言ってすぐに実践、改善できるものではないと思っています。

人それぞれあがり症に悩むシーンは異なりますし、人それぞれ性格やあがり症の症状も異なるでしょう。そして、すぐに改善できない一番の理由は、あがり症が身体的な原因ではなく、心理状況に引き起こされる原因が多いこと。傷口に絆創膏を貼って放っておけば治るものでは無いということです。

この記事でも紹介した通り、本人の心理に働きかける改善方法が必要となります。

そこで、本気であがり症で悩み、すぐにでも改善していきたい方に効果の有りそうな改善方法を次に紹介したいと思います。

>> ホントに治るの?知りたい「あがり症」改善の具体的な方法